【かづきメイク】REIKO KAZUKI かづきれいこさんメイクは脳を活性化させ「生きる力」を与えてくれる
自分に託された使命と母が教えてくれたもの
子どものころから身体が弱く「30歳までしか生きられないよ」と言われ続けてきたかづきさん。
「ですから『終活』という言葉を聞いても、自分としては一度終わってしまっているような気がするんですよね。ただ30歳までしか生きられないと言われていた私が、奇しくも30歳で手術をして救われた。だからそこからは『生かされている』という気持ちの方が強くて。私にとってリハビリメイクを通じて誰かに喜んでいただくことこそ、この世で自分が託された〝使命〟なのかもしれないと思うことがあります」
また、かづきさんが30歳を前にこの世を去ったお母様からの「想い」もメイク業界に身を捧げるきっかけのひとつになったという。
「母は56歳のときにガンでこの世を去りました。昔のガンでしたからずっと寝たきりだったんですけど、私がお見舞いにいくといつもしゃきっとした姿で『子どもが小さいんだから早く帰りなさい』と言ってくれました。そんな闘病生活が2年ほど続き、母がこの世を去ったあとで看護師さんが教えてくれたんです。『あなたのお母さんすごいのよ。いつもは「痛い、痛い」って言うのに、あなたが来る日は朝からちゃんとお化粧して待ってたの。「元気に見える?元気に見えないと娘が帰れないから」って』。母は自分がきれいになるためではなく、私のために化粧をしてくれていたと想うと、深い愛情に涙が止まりませんでした。それと同時に思ったんです。〝化けて粧う〟ではなく、元気になるひとつの手段として化粧に感謝し、価値を上げ、恩返ししたいと思ったのです。
学会での発表や論文執筆、大学や企業での講演、雑誌の取材やテレビ出演など多忙な日々を極める中で、かねてより続けている老人介護施設での「メイクボランティア」にも力を注いでいるかづきさん。
「手を握ってもらって『ありがとう』『お墓の中にいるおじいちゃんにも見せてあげたい』なんて言ってもらえると本当に冥利に尽きますね。キレイになった瞬間から、皆さんの笑顔もぱーっと明るくなって、メイクの力のすごさを実感します」
月2日より内閣総理大臣の認定を受けた「公益社団法人顔と心と体研究会」としてスタート。日々前進を続けている。
かづき先生の若さ、元気の源とは。
●朝晩30秒の血流マッサージ
肌に関して特別なことはせず、エステにも行っていま
せん。それでもしわやタルミがあまりないのは30年近
く続けている血流マッサージのおかげですね。
●なんでも良く食べる
私は、甘いものも我慢せずなんでも食べています。『一
日一食にする』など、食べることにストレスをかけない
ことが大切です。
●毎朝ジュースを飲む
にんじん1本、りんご1個に季節の果物とハチミツを
加えてミキサーで作るジュースを10年近く毎朝飲ん
でいます。
●ウォーキング
一日に2kmほど、ウォーキングマシンを使って歩いて
います。無理なくじんわりと汗をかく程度で終わらせ
るのが、続かせるコツ。
●常に頭を使って切り替える
同じことの繰り返しだと脳は衰えてきてしまいます。
多種多様な仕事をこなすことにストレスを感じていた
時期もありましたが、今はかえって良い刺激になっています。
輝くパール世代 かづきメイク体験
肌を若々しく、顔立ちの魅力を引き出す「かづきメイク」を実際に体験。血流
マッサージのあとにメイクをしてもらうだけでこんなイキイキと明るい顔に!
Before |
→ |
After |
モデルYさん(77歳) |
★血流マッサージテクニック
①目尻から目のまわりをぐるり と1周させ、耳の下へやさし くていねいに行う。
②耳の下から、あごへ向かっ てフェイスラインに沿いな がら強めになで下ろす。 娘と楽しくおでかけ。「頬がツ ヤツヤとして10 歳くらい若 返った感じ。目がパッチリと 開けるようになり、視界も広 くなりました。浮き浮きとし た気分でおでかけできそうで す」と体験者のYさん