NP少額短期保険株式会社・代表取締役 倉田琢自さん

倉田琢自( くらたたくじ)

●1964年、福島県生まれ。

大学卒業後、外資系保険会社、海外の保険ブローカー、国内の保険ブローカーと一貫して保険畑
を歩んできた経験をもとに、2007年NP少額短期保険会社を設立。「源流主義」を社是とし、シンプルでわかりやすい保険をつくり、『あんしん』と『やすらぎ』を届けることをモットーに運営。

NHKをはじめ日経・読売新聞など様々なメディアにも数多く取り上げられ、注目を集めている。

子どもに迷惑をかけたくない 親の思いに応える保険

保険の契約は,親子の会話を紡ぐコミュニケーションの道具となる
保険、なかでも死亡時に支払われる生命保険を選ぶポイントは、
20代と60代では大きく違う。近年、ネット保険など気軽に入れる保険が増えているとはいえ、収入が少ない、持病があるなどの理由で保険に加入できない人の数も増えている。
NP少額短期保険株式会社で代表を務める倉田琢自さんは、「保険に入れない、いわゆる"保険難民〟と呼ばれる人は高齢層にも大勢います。本当は、彼らのような人たちにこそ保険は必要なはずなのですが」と、
現況を憂う。
一方、かねてから付き合いのあった冠婚葬祭互助会や葬儀社には、「子どもに迷惑はかけたくないが、死亡時の保険金は最低限の葬儀ができるだけの費用が残せれば十分」という高齢世のリアルな声が多数寄せられていた。
そこで、倉田さんは、今から10年ほど前に一念発起。シンプルに「葬儀のための保険」ということで、家計にやさしい掛金で、保険金額100万円以下の死亡保険をつくった。それが、小額短期保険であり、当時は、まだ無認可共済(根拠法のない共済)という括りの中にあった。
現在は、法制度も整い、正式な商品として広く認知されるようになった。
生命保険は、誰が契約者で、誰が受取人になるかということを明確にしたうえで契約しなくてはならないため、会話が増えるきっかけになる。
「葬儀のための保険ですから、本人が契約者で、受取人が喪主、すなわち子どもさんというのが一般的。保険に入ることをきっかけに、いろいろな話をしてもらえれば」と倉田さんは、「終活のための保険」として活用してもらうことを期待する。

私のミニエンディングノート

*人生最後に食べたいもの(最後の晩餐)
数の子。大好物なので
*人生最後に行きたいところ
相馬野馬追(そうまのまおい)。母
の故郷でのお祭りで、幼少期の記
憶が鮮明に残っている。
*天国に持っていきたいもの
家族の写真
*天国で会いたい人
父、祖父
*生まれ変わったらなりたい職業
映画スター

  • ● NP少額短期保険株式会社 代表取締役 ● 一般社団法人日本少額短期保険協会 副会長
  • エンディングノートに書き込まれた親の人生 に触れることで、喪主の挨拶や会葬礼状も より心の伝わるものになる。戒名を決める助 けにもなる

終活で「やるべきこと」と「やっておいたほうがいいこと」

仕事柄、終活について話をする機会が多いという倉田さんだが、2年前に父親を亡くし、エンディングノートの意義を改め
て感じたという。
エンディングノートは、父親が75歳で2度目のがんを告知されたときに手渡した。「大切なのは、渡して終わり、ではなく、それをもとにじっくり話し合うことです」と倉田さん。
中でも、難しいのは、延命措置を望むか、望まないか――という問題。いくら本人の意志だからといっても、医師がすんなりと認めてくれるとは限らず、よほど強い信念をもっていないと最終的な判断をできなく
なってしまうことは少なくない。
「父の場合は、『自力で食事ができなくなったら、もう何もしなくていい。最後は、自宅に帰りたい』と、書き残してくれていましたので、最期はその意志を尊重し、病院側を説得して家に連れて帰りました。
父はその3日後に亡くなりましたが、よかったと思っています」
父親の最期を見届けた経験から、終活では、「やるべきことと、やっておいたほうがいいことがある」と倉田さんはいう。やっておいたほうがいいことは、相続や医療など現実的な問題に対する意思表示。延命措置についての希望も、こちらに入る。
では、やっておくべきこととは何なのか。それは、「できるだけたくさん対話をすること」だと、倉田さんはいう。さらに、「外に一緒に食事に行くことや、写真を定期的に撮って残しておくことも大事」と続けた。
倉田さん自身、父親が亡くなる半年前に、家族で撮った集合写真は、本人にとってはもちろん、残された家族にとってもかけがえのない1枚となっている。
対話、食事、写真―― さっそく実践してみてはどうだろう?

 


書籍紹介

著書に『自分サイズの老い支度 保険で賢く安心の選択』(本分社)がある。


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