福昌寺・飯沼康祐の 旬をいただく精進ごはん

弥生
桃の節句のパーティー料理

飯、お手軽手まり寿司
汁、昆布とパセリと手まり麩の吸い物
菜、旬菜のグリル盛合せ 蕪の葉の味噌レモンソース添え
甘、苺ぼたもち


無病息災を願いながら
桃の節句パーティーで楽しいひとときを

 

五節句のひとつ、3月3日の上巳(じょうし)の節句は、桃の花が咲く時期であるとともに、桃の木が邪気を祓う神聖な木と考えられ、「桃の節句」として定着しました。もともとは厄日である3月3日に、草木やわら、紙などで作った人形(ひとがた)に、自身の災厄を移して海や川に流した「人形流し」の祓い行事でした。これに宮中や貴族の子女の間で楽しまれていたお人形遊びが結びつき、女の子の成長を祝い、幸せを願う現在のような「ひな祭り」となったのです。
今回は、おもてなし料理にもふさわしい手まり寿司、爽やかな香りのパセリと昆布だしの相性が抜群の吸い物、蕪の葉を使った甘酸っぱいソースを添えた野菜のグリルをご紹介します。そしてデザートには、春のお彼岸にもおすすめの、苺をのせた変わりぼたもちを。女の子から、ママ、おばあちゃんまで、すべての女性が主賓となって、無病息災を願いながらの桃の節句パーティーを是非ともお楽しみください。
家族の幸せを願い、心を込めて調理する。そして、季節と食材に感謝し、美味しくいただく――ちょっとした心がけで、日々の食事も精進料理となり、私たちの心身の支えとなってくれるのです。

この〈素焼きしてオイル〉がおすすめ!

出汁の作り方

私は「精進イタリアン」というジャンルの料理を提案することがあります。尊敬する料理人のひとり、イタリアンの人気店カノビアーノ(東京・代官山)の植竹隆政シェフが、オリーブオイルと塩でいただく日本の野菜の美味しさを高く評価されています。実際に植竹シェフの料理をいただいて以来、私も野菜の楽しみ方が広がりました。 今回、ご紹介している「旬野菜のグリル」は、フライパンに野菜を並べ入れ、水分を飛ばしながら強火で一気に焼いて、オリーブオイルを手早くからめるというもの。野菜それぞれの味がギュッと凝縮されて、ジューシーで本当に美味しいです。是非、お試しください。

 
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