月刊「川崎清風霊園」第二回お彼岸について
川崎清風霊園のスタッフの皆様にインタビューした内容を“終活Café編集部”がコラム風にまとめたのがこの「月刊川崎清風霊園」です
9月23日は秋分の日
「秋分の日」は「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ」日として、国民の祝日でもある、そしてこの日は「お彼岸の中日」とも言う。
では、お彼岸はいつからいつまでか?
23日を中日として前後3日間ずつ、つまり9月20日から26日までがお彼岸の時期だ。
初日を「彼岸入り」、終日を「彼岸明け」とも呼ばれる。
ではお彼岸は本来何をするのか?
一般的には中日の前後にお墓まいりに行くのが習わしだ。
お彼岸の期間の7日間は、中日がご先祖さまに感謝(かんしゃ)する日、その前後6日間は、人が生きていく上で良いことと悪いことをきちんと判断(はんだん)し、正しい行いができるようになるための6つの行い(1.分け与える、2.規律(きりつ)を守る、3.怒(いか)りをすてる、4.努力する、5.心を安定させる、6.智慧(ちえ)をあらわす)を1日に1つずつ行う大切な期間とされる。
お墓参りに行った際に行うお墓のそうじからお参りまでの手順はこうだ。
1.墓石(ぼせき)を洗(あら)い
2.雑草(ざっそう)をぬくなどしてお墓のまわりをきれいにし
3.お花やお線香(せんこう)をお供えし
4.その後、ご先祖さまに生まれてきたことを感謝(かんしゃ)し、最近の出来事(できごと)などを話したり報告したりする
5.お墓参りだけでなく、お家に仏壇(ぶつだん)がある場合は、仏壇や仏具(ぶつぐ)をきれいにそうじし、おはぎや季節の果物(くだもの)などを供える
本来の意味や正しい手順の理解を深めてウンチクを語りながら楽しくお彼岸を過ごしてみてはいかがだろうか。