月刊「川崎清風霊園」第二十回供養・お墓ミニ知識

川崎清風霊園のスタッフの皆様にインタビューした内容を“終活Café編集部”がコラム風にまとめたのがこの「月刊川崎清風霊園」です

  • 左から「位牌イメージ」「お墓イメージ」

今回は供養やお墓にまつわるトリビア的なミニ知識を取り上げてみたいと思います。
 
■「戒名」ミニ知識
 
 「戒名は故人の冥福を祈り葬儀の際に僧侶から与えられるもの」これが一般的な認識でしょう。
しかし、本来は戒名とは本来、仏門に入った証、戒律を守る印として与えられるものです。宗派によっては法名、法号という呼称が使われることもありますが、いずれもいわゆる出家をした修道者に対して師である僧から与えられるもので、一般人が授かれるものではありませんでした。しかし今日では儀式や講習を受けた人にも与えられるようになっていますし、一般的には仏式の葬儀の際に故人の冥福を祈って僧侶から与えられるもの、という認識に変わってきました。
これは「亡くなった人は仏の弟子になる」ことから、生前に仏門に入っていなくても、葬儀のときに戒名を与え、故人を仏弟子として仏のもとへ送り出すという意味合いがあるのです。
 
 では、その費用ですが、葬儀における読経など一連の儀式のお礼(お布施)に含まれる形でお寺に渡される場合が多く、決まった戒名料というものはありません。宗派、地域などによっても違いますし、寺の檀家としての寄与の度合い等によっても費用の目安は違ってきます。

 一般的なお布施の相場として、ランクの高い戒名順だと院号がつくと50~100万円、居士・大姉では30~50万円、信士・信女では15~30万円と言われています。
しかし、これらもあくまでも目安です。
宗教的な意味合いの濃い戒名ですが、故人の生前の立場や遺族の思いなどさまざまな背景があります。また戒名だけに限らず、葬儀全般に関する遺族の予算感というものもあります。わかりにくい場合は葬儀社や石材店などの専門業者に地域での相場を相談してみましょう。
最近では寺院から「一般的な戒名(信士・信女)の場合にはこれくらい」というように明示してくれる場合も少なくありません。 また故人の地位や立場から「ランクの高い戒名を望む」場合はそのむねを寺院側に伝え、おおよその予算を寺院に伝えると良いと思います。
 
■「位牌(いはい)」ミニ知識
 
 位牌とは亡くなった方の戒名や俗名(生前の名前)、命日などを記した木の牌のことを指します。この位牌の中に亡くなった方の魂があるとされています。一般的には葬儀のときに使用する白木の「野位牌」、四十九日の忌明けあるいは納骨以降に仏壇にお祀りする「本位牌」、自宅に仏壇が無い場合など寺院に供養をお願いして納める「寺院位牌」の3種類があるとされています。

 野位牌は葬儀の際にすぐに必要となりますし、本位牌ができるまでの仮のものとされていますので通常は祭壇などと併せて葬儀業者が用意してくれます。
従って、遺族が自分で決めて購入するのは「本位牌」と考えてよいでしょう。
 
 忌明けとなる四十九日は亡くなった方の霊の行き先が決まる日とされており、仏教の世界では一つの節目の日となります。その日に白木の野位牌から本位牌へと変えるのが一般的です。
 本位牌は仏具店、石材店、葬儀社などの専門業者で購入することができます。本位牌には、前述のように戒名、俗名、命日(没年月日)、亡くなった年齢(享年)を刻印しますが、その加工に2週間~1か月程度かかります。葬儀終了後もご遺族は多忙な日が続きますが、できるだけ早めに注文することをおすすめします。葬儀が終わった初七日あたりには購入準備を始めておくと安心です。
 
 ここで、いくつか注意が必要です。
仏壇がすでにある場合は、仏壇の大きさや他の位牌とのバランスを大切にしましょう。仏壇に安置してある(する)ご本尊よりも小さいものを選びましょう。通常はご先祖の位牌と同じか小さいものを選びます。また夫婦の位牌の大きさは同じに揃えるのが一般的です。
位牌の大きさは通常「寸」で表されます。一寸が約3.03センチです。「三寸」というサイズ表記でしたら約9センチということになります。しかし位牌の高さでは札高(戒名等が刻印される部分)のみを指している場合がありますので、これに台座の部分が加えた総高を確認して購入しましょう。仏壇や先祖の位牌がある場合は先に採寸しておくとよいでしょう。
また戒名がない場合は「○○○○之霊位」というように生前の名前を中央に刻印します。
 
■「墓石長持ちさせるコツ」ミニ知識
 
 最後に「墓石長持ちさせるコツ」ミニ知識です。
お墓参りの際に、お墓をキレイにするためタワシでこすり、その後墓石に水やお酒を掛けたり、中には塩を撒いたり、おはぎやぼたもちを供える方もいらっしゃるかと思います。
外墓地だと土や埃、雨や糞害などで墓石は汚れていますから、タワシでこするのはやむを得ないかもしれません。
生前お好きだったお酒やお清めに塩を撒いたり、おはぎ・ぼたもちを供えるのも供養のお気持ちとしては間違っていません。
しかし、この「キレイにしたい」「こころを込めて供養したい」が時として墓石の耐用年数を短くしてしまうことがあるのです!

まず、墓石をタワシでこすると目に見えない小さな傷が生じます。
それを長年続けることによって墓石の中に水が沁みこみやすくなり、変色など劣化が始まる原因となります。  
これを防ぐためには全体をタワシではなく濡れタオルで汚れを落として下さい。彫刻の部分や目地の汚れのみをスポンジや柔らかいブラシで落とすのが良いでしょう。
 
 お酒、塩を墓石に掛けたままにする、撒く、食物を供えたままにするのも墓石に有機物を沁みこませる原因となり、変色など劣化が始まる原因となります。
お供えする場合は供養が終わったら持ち帰りましょう。

 

川崎清風霊園

神奈川県川崎市麻生区片平1515-1
TEL.044-988-2711・FAX.044-988-2777
https://kawasakiseihu-reien.jp/
総面積   :21,132.38㎡
建墓面積  :3,615.08㎡
総区画数  :2,958区画
附属施設  :管理事務所、休憩所、多目的ホール、トイレ(車イス対応)
駐車台数  :90台(平置き) 
事業主体  :宗教法人長尾寺
許可番号  :川崎市指令健案第3101号
霊園開門時間 :午前9 時~午後5 時
管理・運営 :株式会社 太平洋福祉
お問い合わせは 0120-148-315
https://taiheiyo.co.jp/ 


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