西庵グループ　(株)にしづか

「お客様の満足が第一」品質の向上をもって地域社会に奉仕したい

横須賀市、三浦市に６つの直営ホールをもつ、にしづか・西庵。最大の特徴は「ランクのない白木祭壇」にある。その大きさや細工の見事さ、素材の高級感から、一見して格調高い印象を与える白木造りの祭壇は、用意されている３つの葬儀プランすべてで利用が可能だ。「たとえご予算が十分でなくても、身内の方々から『立派だったな』と言っていただける葬儀を行いたいというのが我が社の思い。それを実現するための白木祭壇です」と語るのは、取締役企画管理部長の松本政行さん。必要以上に装飾を加えなくても十分な荘厳で、また三浦半島の地域性として、果物やお菓子などの供物が多い状況にもなじむ白木祭壇は人気が高い。
施主自ら葬儀の見積もりを行えるよう、備品の単価はすべて明らかにされており、計算方法の解説もパンフレットに書かれているから安心だ。また、返礼品は生産者からの直送や純国産など、こだわりの品を提供している。にしづかでは、葬祭業界では稀なＩＳＯ９００１を取得。品質保証の国際規格であるＩＳＯの取得・継続には、監査機関による定期的なチェックへの対応、記録の保管など手間がかかるが、全ホールで均質なサービスを提供できるしくみをつくり、維持・向上への努力を惜しまない。　多くのお客様のご要望に合わせ、行いたい葬儀内容を５つのプランのみに設定。プランをシンプルにする事で迷いが減り、選ぶ負担が軽減される。一方、どのプランでもお客様の要望に合わせて自由にアレンジする事ができる。家族を亡くして大変な状況にあるご遺族になるべく心労をかけたくない、でも”こうしたい”という希望はなるべくかなえて頂きたい、そんな思いが込められている。そして、「営業をいっさいしない」というのが社是である。予算に合わない、高価なプランを勧められることがないというのは遺族にとっても安心だが、社員も売り上げベースで評価されることがないため、遺族の意向や状況をまっすぐに受け止め、お客様の希望に沿った葬儀を整えるために集中できる。葬儀が終わるとすべてのご葬家にアンケートを配布し、サービスの向上に役立てるとともに、その内容をスタッフの評価の材料としている。まさにお客様第一の仕組みが確立されているといえるだろう。　地域で毎年主催するゲートボール大会は人々の間にすっかり根付き、３００人近い人出で賑わうという。人と人との信頼関係を背景にして、生前相談が激増するのもうなずける。ホールが空いている限りいつでも相談を受け付けているので、気軽に行ってみてはいかがだろう。

亡くなった方の人間像を想像しながらその方にあった葬儀をおこないます

藤尾 陽介さん（34）

弊社がある地域は旧家が多く、地元の方とは顔見知りのような感じで、かわいがっていただけるのがうれしいですね。葬儀の際には、ご遺族の苦しみを少しでも和らげるために、なるべく近くに寄り添い、ご遺族が何をしてほしいかを事前に察することができるよう努力しています。また、短い打ち合わせの間にも、亡くなった方の生前がどんなだったのか、ご遺族のお話をうかがいながら自分なりに人間像を想像し、その方にあった葬儀を行うようにしています。弊社には営業ノルマというものがなく、「まずお客様の声を聞きなさい」と教育されてきました。ゆったりとした気持ちでご遺族のためだけを思って働ける環境は、本当に恵まれていると感じています。

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