(株)ダイリン

オリジナル祭壇と本格料理で満足度の高い家族葬を提供

県内に７カ所の自社会館を展開するダイリン。なかでも家族葬対応の３ホールに注目が集まっている。リピーターが多いという同社の家族葬ホールの魅力とは…？

エントランスを入ると、ゆったりとしたラウンジが広がる。正面突きあたりにはオープンキッチン。白と木を基調とした洗練された空間は、まるで洒落たカフェかレストランのような雰囲気だ。ラウンジの隣には式場スペースがあり、窓を背景にした明るい場所に祭壇が配されている。自然光と間接照明の柔らかな光に包まれ、窓の外の緑も和みの空間を演出している。
今回、取材に訪れた「フューネラル平安なごみ館」は、行田市にあるダイリンの家族葬対応ホールのひとつ。１階にはほかに和室の控え室があり、２階は洋室と和室、浴室などの宿泊施設となっている。家族葬ホールといっても１階のラウンジや式場は広々しているため、50名程度まで対応可能。２日間全館貸し切りなので、周囲に気を遣うこともなく、自宅のようにくつろいで過ごせるのが魅力だ。
施設もさることながら、ダイリンの家族葬の特徴のひとつは、オリジナル花祭壇だ。自社で生花部門を持っているため、要望に応じて季節の花や故人が好きだった花などを使ってアレンジしてくれる。たとえば、春には桜やシャクナゲ、梅雨時ならアジサイ、夏ならばヒマワリをメインに使った花祭壇が人気とか。日本の四季を彩る素朴で自然な花が、家族葬ならではのアットホームな雰囲気を演出する。
もうひとつの人気の秘密は、本格的な料理だ。同社はレストランを運営していたこともあるため、シェフが専属。料理はイタリアンを中心とした本格派の味で、通夜振舞で７～８品が用意され、パーティのような豪華さだ。オープンキッチンなので、プロの料理人が仕事をする姿を見ながら、できたての料理をいただけるのも楽しい。メニューについても相談が可能で、たとえば「故人が育てたキャベツをみんなに食べて欲しい」と言われ、シェフがそのキャベツを使った料理を提供したことも。そんな柔軟さも、自社の厨房とシェフを備えているダイリンならではの魅力で、リピーターが多いのも頷ける。

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