葬儀マナー
- 遺体との対面
故人との対面は、みずから申し出ないのが基本です。遺族からすすめられて、はじめて行うようにしましょう。
[対面のマナー]
1. 故人の枕元に近づき、両手をついて一礼する。
2. 遺族が白布をはずしたら、両手をひざの上に置いて対面します。
3. 故人に深く一礼し、合掌して冥福を祈ります。
4. 少し下がって、遺族に一礼する。 - 通夜での弔問の作法
最近では、通夜の時間は決められている場合が多いので、遅くともご自宅または会場には10分前に到着しましょう。
○喪主、遺族の前で一礼します。
○祭壇に進み、一礼します。遺影を見つめます。
○焼香のあと合掌し、冥福を祈ります。
○喪主、遺族に一礼し、お悔やみの言葉を述べます。 - 弔問の作法
ご自宅に訪れて、お悔やみを述べることを「弔問」といいます。訃報を受けて、通夜・葬儀の前に弔問するときは、遺族が一番悲しみに沈んでいるときなので、遺族の気持ちを察し、少しでも悲しみをやわらげる言葉を述べましょう。
1. 喪主、遺族の前に進み一礼する。
2. 祭壇の前まで進んで一礼します。座布団は脇に寄せ、合掌して遺影を見つめます
3. 焼香したのち、合掌して冥福を祈ります。下がるときには座布団を戻す。
4. 喪主、遺族に向かって一礼し、手短にお悔やみの言葉を伝えます。
※お悔やみの言葉の例 「このたびはご愁傷様でございます。心よりお悔やみ申し上げます」