第三回「変化が求められているお墓販売のあり方」月イチ連載「村田雄麻の終活コラム」

第三回「変化が求められているお墓販売のあり方」

川崎清風霊園の村田雄麻がタブーなしで終活や葬儀、供養について斬る込む終活コラムです。


 令和の今、お墓の所有をめぐっては問題が山積です。
どんな問題があるのでしょうか??
 
かつて俳人中村草田男が大正を経て昭和の初めに「明治は遠くになりにけり」と詠みました。
それになぞらえ良き昭和時代を懐かしんで「昭和は遠くになりにけり」と嘆く方がいらっしゃいます。
枕が長くなってしまいましたが、昭和時代は少々大変でも家長たる者はお墓を持つのが普通でした。
しかし、今は核家族化や少子化の結果お墓の維持が難しくなり「墓じまい」が増加し、後継者が不在となる「無縁仏」も増加しています。
しかもこの問題は好転する見込みが今のところありません…
 
 「無縁墓」になる懸念から事前に「墓じまい」をする訳ですが、墓がなくなって困るのは遺骨の処遇です。
そこで現れたのが「納骨堂」「永代供養墓」「樹木葬」「散骨」「手元供養」です。
いずれも新たなビジネスです。
50年後、100年後子孫がどう捉えるかの検証は当然ながら出来ていません。
売り切りビジネスではないので売る側が買う側の将来的な展望を汲み取らなければなりません。
これからもニーズに変化は起きるでしょう。
新たな納骨形態が生まれるかもしれません。
その時には、商品設計の時点から時代のニーズに適応しながらも後の世代に課題を先送りしないお墓作りが必要だと思ってやみません。
 
 因みに弊社の永代供養墓。
後継者がいなくても最長33年目までは独自のお墓が維持でき、霊園で維持管理します。
その後は合祀して永代に亘り供養します。
まずは自社の商品設計に抜かりが無いか足元を見つめてみます。
 
次回は 罰則もあり得る!?「お墓に関する法律」 をお届けします。
 
 
過去のコラムバックナンバーは下記の「次へ」ボタンをクリックするとご覧いただけます。
是非ご覧下さい!

想いのこもった弔電サービス 終活Cafeニューズ
天国へのラブレター
  • 初恋のあの人へK.K 男性 実は私は、あなたのことが好きでした。 初めて出会った小...続きを見る
  • お母さんへ〈N.K 女性〉お母さん、誰かと楽しくおしゃべりしていますか? 話好きだっ...続きを見る
  • 父へ<長野県・sunohara>「見守ってくれているなら このロウソクの火を揺らして」と ...続きを見る
  • パパへ<神奈川県・春美>パパ…毎日お疲れ様です。 パパが浄土に旅立ってから12年が...続きを見る
  • 勝ちゃんへ<京都府・はな>「勝ちゃん」と呼んでも、もう返事してくれへんのやなぁ。 も...続きを見る
もっと見る


| お問い合わせ | 個人情報保護方針 |
Copyright©Shukatu Cafe. All Rights Resered.