(株)セレモア
日本の葬送文化を守りつつ日々ステップアップしていきたい
薦田賢典さん
最近では葬儀のスタイルもどんどん変わってきています。今の子どもたちは「霊柩車を見たら親指を隠す」というのも、知らないと思います。また、僕の子どもの頃は“縦結び”をすると親に叱られましたが、今は「縦結びって何ですか」と聞かれます。これはほんの一例ですが、昔は葬儀と生活がもっと密接だったのですね。何も言わずにこちらで全部やってしまうのは簡単ですが、日本の文化でもありますから、きちんとご説明させていただくようにしています。そうでないと、葬儀社はただのイベント屋になってしまいますから。だからといってこれまでの殻に閉じこもるのではなく、新しいものも吸収し、お客さまに幅広くご提案できるように、日々ステップアップしていきたいと思っています。