[新製品]人生の最期に備え自分情報整理、筆まめが「エンディングノート」

筆まめは8月20日、自分の身の回りにある情報をすべて整理できるPCソフト「はじめてのエンディングノート」のダウンロード版を「筆まめネット ストア」限定で先行販売を開始した。パッケージ版は、「筆まめネット ストア」に加え「メモリアルアートの大野屋」の販売サイトで9月4日に発売する。

同ソフトは、残された人生をより充実したものにするためのエンディングノート作成ソフトだ。急な事故や病気、認知症を発症したり介護が必要になる前に、氏名や住所、2016年1月から運用が開始されるマイナンバーや免許証、保険証、基礎年金番号などの情報、家族に伝えたい事項、友人・知人・会社関連・業者などの連絡先一覧などを整理することができる。

大きな文字やボタン・入力欄で、見やすくて操作しやすい画面を採用した。書いておきたい内容があらかじめ設定されているので、その項目に自身のことを入力するだけで、簡単にエンディングノートを作ることができる。一度書いた内容の修正や追加も簡単にできる。入力した項目にチェックを入れると完成度が「%」で表示され、入力していない項目がひと目でわかるようになっている。

セキュリティ面も強固だ。パスワードでソフトウェアの起動を制限し、情報が書き換えられないようにできる。パスワードは後で変更することも可能。家族が確認するための閲覧専用モードは、閲覧/印刷/連絡先の書き出しだけに対応しているので、内容が書き換えられる心配はない。

製品の機能や必要な入力項目の選定については、葬儀・仏事のコンサルティングパートナー「メモリアルアートの大野屋」のアドバイスを得られるなど、使いやすさ、便利さを追求した。製品の中で読める終活コラムを「メモリアルアートの大野屋」が寄稿しているのもユニークだ。これからを充実した生活を過ごすために整理しておくとよいこと、もしもの時に家族が知りたいと思っていることなどをコラムを通じて提供する。

対応OSは、Windows 10/8.1/8/7。年賀状ソフト「筆まめ」の住所録データの連携に対応する。税別価格は、ダウンロード版が4000円、パッケージ版(CD-ROM)が4500円。パッケージ版は、「筆まめネット ストア」に加え、「メモリアルアートの大野屋」販売サイトでも販売する

BCN 8月20日(木)19時8分配信

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